●テレビ: 東芝 Z3500
音声出力は、TOS-LINK で D/Aコンバーター(DAC)と繋ぎ、DACの出力をプリアンプに入れています。
●Blu-Rayレコーダー: 東芝 RD-X10
WRアンプでTVを聴くようになってからその凄さに驚いた NHKの音楽番組(プレミアムシアター等)をBlu-Rayで残すために購入しました。
HDMI出力(ビデオ+音声)をTVに入れています。音声専用HDMI端子は未使用です。
購入後かなり経ってからアナログ出力の音が良いことが分かり、DACを改造するハメになりました。
●D/Aコンバーター: CEC DA-53
TV の TOS-LINK 出力を受け、出力をプリに入れています。
ソフトな音をなかなか気持ちよく聴いていたのですが、RD-X10 を購入したら、そのアナログ出力の音に音質が負けるため、TV-DAC-プリで使う時(殆どそうです)に良い音が聴きたくて改造しています。
(1) 整流ダイオード交換(SiC-SBD)、
(2) ケミコン交換(デジタル部→OSコン)
(3) 出力カップリングコン交換(ケミコン→タンタル)
(4) デジタル部のアースライン強化、で RD-X10 出力でなくとも、気持ち良く聴けるようになりました。
●カセットデッキ: KENWOOD製
殆ど使っていませんが、家内が昔の録音を聴くのに使うことがあります。
●プリアンプ: 日本オーディオ SS-1000
音が安定するので、ほぼ20年使ったプリアンプを入れています。オーバーホールの意味で、ケミコン交換(BG, OSコン)、ライン入力系信号部コンデンサ(→SEコン(数個だけで済みました))、整流ダイオード交換(SiC-SBD)
をして使っていま
す。 設置場所が無く、立てて使ってます。
●パワーアンプ: WRP-α6/HC-MOSmini
HC-MOSによる準コンプリメンタリのガンマタイプのWRアンプ(ミニアンプ)です。
20W/CH 程度とのことですが、上記の D/A コンバーターの差、接続ケーブルの差、
音楽番組収録ホールの差、楽器の音色の差、演奏者の音色の差を良く出してくれます。
メインで使っている WRP-ΔSuper Customに交換すると、より彫りの深い立体的な音になりますが、聞き流すこともあるTVにはミニアンプの方が合っていると感じています。
●スピーカー: 長岡式 Super SWAN + テクニクス EAS-10TH800相当品
これも20年近く前に作ったスピーカーで、ユニットは FE-108ES2に交換。
ツィーターは 80年頃のテクニクスの SB-8000 で使われていたものを、テフロンコンデンサで -6dB/oct で繋いでいます。
両方のユニットには、微小音、打撃音の再現に効果的だったサウンドアクセラレータをつけています。
スピーカーケーブルは WRアンプ定番の三星電線のスターソフト 2平方mm、終端抵抗は 120Ωの無誘導巻線抵抗です。
●まとめ
このシステムで、TVの音楽番組がとても良質な音楽ソースだと気づかされ、楽しんで聴くようになりました。
また、NHKのドラマの音声がとても力が入っていることにも気付き、大河ドラマをより楽しんで見るようになりました。今年の大河ドラマはバックがN響から東フィルに変わっていますが、家族でそのフレッシュな音を楽しんでいます。TVをこんなに楽しめるようにしてくれたWRアンプに感謝です。
Room No.9 ふなさん 2012年5月28日